横間虫追い祭
天明3年(1785年)、横間地区の領民が飢餓で喘いでいるとき、法現という山伏が来て「五穀豊穣」と「悪病退散虫追い」を唱えたのが始まりとされています。当日は、横間地域全世帯が藁を持ち寄って集い、男性は藁人形の幟・太鼓の準備し、女性は料理を準備します。藁人形が出来上がると塩・肴・御神酒を上げて礼拝し、軽食を取り行列します。一行は、太鼓・鉦を叩きながら歩き「五穀豊穣、稲虫祓え、豊作祭りやー」と唱え、地域内を行列しはずれの山道の入り口で休憩し、また何度も唱え叩きながら歩き、隣の曲田地域の境で三度唱え、藁人形を打田内川の川べりに置き全員で健康に恵まれるというネギに味噌をつけて食し、行列を終わります。
名称
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横間虫追い祭
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よみ
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よこまむしおいまつり
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分類
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民俗芸能
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所在地
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打田内172番地
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指定状況
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市指定文化財(無形民俗)
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年代(年)
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1783
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