浅沢神楽
鎌倉時代に奥州の各地を遍歴していた山伏の一行が、現在の二戸市浄法寺に住み社を建立して伝播したのが始まりとされています。昭和初期まで素朴な民間娯楽として親しまれていましたが、世の中が暗い時代へと突入するとともに断絶しました。半世紀後の昭和50年、地元の青年が集まり、唯一の継承者であった斎藤駒吉翁の手ほどきを受け、徐々に演目を増やしていき、あちらこちらのおめでたい席から、声がかかるようになりました。現在は、式舞、権現舞、狂舞、虎ノ口、小僧舞などの演目が伝えられています。太鼓、手平、鉦、笛、唄手、舞手合わせて10 人ほどで演じられています。
名称
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浅沢神楽
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よみ
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あさざわかぐら
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分類
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民俗芸能
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所在地
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山岸59番地1
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指定状況
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市指定文化財(無形民俗)
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年代(区分)
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鎌倉
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