10月28日に、鹿角街道モニターツアーを開催しました。県内外から50人が参加し、七時雨一里塚から七時雨体験観光施設までの約7kmを歩きました。

ガイド役を務めたのは、安代地区の活動団体「あしろ歴史夢街道の会」のメンバーと、寺田地区の活動団体「七時雨ロマンの会」のメンバー。雨具「けら」を着て、昔の旅人姿で、史跡や自然を案内しました。安代と寺田の境にあたる車之走峠では、わらじ交換を行いました。

道の途中では、突如水戸黄門様が現れ、甘酒がふるまわれる場面も。身も心も温まるサプライズに、参加者は大喜びでした。

昼食には、地元の郷土料理である「ひっつみ汁」や「みそつけたんぽ」などが振舞われました。キノコや栗などの食材は、全て地元でとれたもの。みそつけたんぽが香ばしく焼ける匂いや、かぼちゃやほうれん草などの野菜を混ぜたカラフルなひっつみが、食欲をそそります。

また、地元の太鼓グループによる太鼓の演奏や、昔話の語りも鑑賞しました。

ツアーの最後には、皆さんにアンケートに答えていただきました。地元では、皆さんからの声を受け、今後のツアーの魅力アップや、取り組みの展開につなげていきたいと考えています。