線刻五尊像鏡(八稜鏡)
線刻五尊鏡像は、昭和49年に地元住民が境内を試掘調査したときに出土されたものです。菊座鈕を中心に上下に瑞花、左右に鳳凰を対向させ、外辺に唐草文を配した文様表現は、中国唐の鏡の様式ですが、姿態など和風であり、唐鏡から和鏡への過渡期的様相をよく示しています。鏡面に五体の仏様を線刻していることから、天台宗の信仰がこの陸奥の奥地まで浸透していたことが分かります。
名称
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線刻五尊像鏡(八稜鏡)
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よみ
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せんこくごそんぞうきょう(はちりょうきょう)
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分類
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仏像等
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所在地
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西根寺田第15地割127番地(西根歴史民俗資料館)
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指定状況
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県指定文化財(考古)
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年代(区分)
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平安
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