塞ノ神群
西根・安代町境の峠に祀られた道中の安全や未知の世界からの悪霊や悪病を塞ぐための石を積み上げた塚です。同峠越えは街道一の難所で古図に「雪中牛馬不通」と書かれています。密教による十三仏信仰の十三塚との説もあります。飛脚遭難供養塔が現存していて明治初期まで安代・寺田の草刈り共有場でもありました。古代の道流霞道筋の歴史的な遺蹟であり、また民間信仰としてのサイノ神を知ることのできる重要な史蹟です。
名称
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塞ノ神群
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よみ
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さいのかみぐん
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分類
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鹿角街道
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所在地
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西根寺田第26地割内
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指定状況
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市指定文化財(史跡)
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