イチョウ(メス)【井森の大イチョウ】
【井森の大イチョウ】旧松尾村が有形文化財として指定した巨木の一つです。目通りの太さ(周囲)は7.6メートル、樹高およそ20メートル、樹齢は推定320年(指定時)といいます。地上2メートルほどのあたりからほぼ水平に張り出した無数の枝が絡み合い、一本の木でも森を思わせるほどの迫力で、鬱蒼とした影を落とす夏場の樹下は、炎天下でも涼しいくらいです。南面の幹周りに垂れ下がる気根が垂れ乳を思わせることから、昔から乳神様として信仰の対象になってきました。また、その昔、ここには稲荷神社が祭られ、井森の白狐、稲荷神様といわれる白狐がいて、近くの駒形神社や大神宮などを往来して神に仕えていたといわれます。
名称
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イチョウ(メス)
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よみ
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いちょう(めす)
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所在地
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松尾寄木第24地割97番地
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指定状況
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市指定文化財(天然記念物)
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備考
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井森の大イチョウ
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